「ギターを毎日練習しているのに、なかなか上達しない…」
そんな風に感じていませんか?
実は、練習の内容だけでなく “練習前に何をするか” が上達のカギになります。
スポーツ選手がウォーミングアップをするように、ギタリストも練習前のルーティンを整えることで、指がスムーズに動き、効率よく上達できるんです。
ここでは、初心者から上級者まで実践できる 練習前の日常ルーティン5ステップ を紹介します。
※動画を見るとさらに上達します
1. 指と手首のストレッチでウォーミングアップ
ギターは「指のスポーツ」とも言える楽器。
いきなり速いフレーズを弾くと、指がつったり手首を痛める原因になります。
✅ やること
- 両手を軽く揉んで血流をよくする
- 指を1本ずつ反らして伸ばす
- 手首を左右に回す
👉 冬は手をお湯で温めるとさらに効果的です。
2. 毎回必ずチューニングする
「昨日合わせたから大丈夫」と思っていても、ギターは湿度や温度で音程がすぐ狂います。
✅ ポイント
- チューナーアプリを使って正確に合わせる
- 練習を始める前に必ずチェック
👉 狂った音で練習してしまうと、正しい音感が身につかず、耳も育ちません。
3. クロマチック練習で指を目覚めさせる(1〜2分)
練習の最初にオススメなのが「クロマチック練習」。
✅ 方法
- 左手の人差し指→小指まで順番に使って 1フレットずつ弾く
- 6弦1フレット→4フレットまで進み、1弦まで下りる
- ピッキングはダウンとアップを交互に(オルタネイトピッキング)
- メトロノームを使ってゆっくり正確に
👉 指の独立性が高まり、右手と左手のタイミングも整います。
4. 基本コードのチェンジを確認する
曲練習に入る前に、C、G、Am、F など基本コードをゆっくり確認しましょう。
✅ チェックポイント
- 音がしっかり鳴っているか
- 弦がビビっていないか
- スムーズに切り替えられるか
👉 毎日の積み重ねで、実際の曲練習が格段にスムーズになります。
5. 今日の練習メニューを決めてからスタート
何も考えずにギターを弾くと、ただの「遊び弾き」で終わりがちです。
✅ やること
- 「今日はアルペジオを重点的に」
- 「コードチェンジを速くする」
- 「1曲通して弾けるようにする」
👉 声に出すだけで集中力が上がり、練習の質が劇的に変わります。
🎶 まとめ
ギター練習前にやるべきルーティンはこの5つ。
- 指・手首のストレッチ
- チューニング
- クロマチック練習
- コードチェンジの確認
- 今日の目標を立てる
たった5分でできる準備ですが、これを習慣化するだけで ケガの防止・演奏力アップ・集中力向上 の効果があります。
👉 「効率よくギターを上達したい」なら、今日からぜひこのルーティンを取り入れてみてください!
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