ギターを弾いていると、どうしても押さえるのが難しいコードに出会います。
特にFやBm、9thコードなどは「指が届かない」「音がビビる」と感じる人が多いはず。
でも安心してください。ちょっとしたコツと練習法で、難しいコードも弾けるようになります。
1. コードを小さく分けて押さえる
難しいコードは一度に全部の指を押さえようとせず、部分ごとに分けて練習しましょう。
例:Fコード(バレーコード)
- まず1フレットの人差し指で全弦を押さえるバレーの練習
- 次に中指・薬指・小指を順番に押さえる
- 最後に全てを組み合わせて、音をチェック
💡 ポイント:一度にできなくてもOK。少しずつ完成させることが上達の近道です。
2. 指の角度を意識する
- 指の腹ではなく指先の先端で押さえると、他の弦に触れずに鳴らせます。
- 特に小指や薬指は立て気味に押さえるとビビりにくくなります。
3. コードチェンジを簡単にする小技
難しいコードを押さえるときは、次のコードへの移動を意識して練習すると効果的です。
例:Bm → E7
- Bmの押さえ方を手の中で少し変えて、E7にすぐ移動できる形を探す
- 指を無理に広げず、最短距離で移動することを意識
💡 ポイント:押さえる形と動かす動線を同時に練習するとスムーズに弾けるようになります。
4. バレーコードは壁にして崩さない
- バレーコードは指の力が弱いと音がビビります。
- 人差し指の押さえ方を変えて「全弦均一に力をかける」練習をしましょう。
- 目安:1日5分だけでもバレーを押さえる練習をするだけで指が慣れます。
5. 代用コードを使う
- 初心者は難しいコードを簡単な形に置き換えるのもOK。
- 例:Fコード → Fmaj7(開放弦を使って簡単に押さえられる)
- 曲を弾きながら慣れてきたら本来のコードに挑戦
💡 ポイント:曲を楽しむことが最優先。無理に完璧を目指さないこと。
まとめ
難しいコードを弾くコツは次の5つ:
- 小さく分けて押さえる
- 指先を立てて押さえる
- コードチェンジの動線を意識
- バレーコードは力加減を練習
- 代用コードで曲を楽しむ
少しずつ指が慣れてくると、FやBm、9thコードも自然に押さえられるようになります。
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